生きていると、人生の色々な局面で様々なことを決断していかなければなりませんね。
日常の些細な事から、人生の危機的な状況まで、
人生は「決断と選択の連続で成り立っている」
のだと、しみじみと思う事があります。
そして自分のその選択が、常に未来を少しずつ変えていくのだと改めて思う時、選択する事そのものを一瞬、怖くなったりもする。。。
その一方で、深刻な病気や会社の倒産、 起こってしまった事故など人生には、自分では【どうにもしようのない問題】もあって、選択の余地がない事が起こるのも事実。
そんな時、私たちはどうしたら良いのでしょう。。
なるようになる!
そんな状況の時に、私が思い出す言葉は、
「なるように、なる」
「なるようにしか、ならない」
これは、私が大きな問題にぶつかってそのストレスから顔面麻痺になった時
↑ストレスが身体に出るタイプ(T_T)
先輩ママが、私に言った言葉です。
ごく一般的で、良く聞く言葉でもあるのですがこの言葉で私は、当時は自分ではどうにもできない問題の重さから解放されて良い方向に開き直れました。
なんだかんだ言っても、手の打ちようがない問題に直面した時は、結局やっぱりそうで、今は先輩ママが私をさとすために言ったのだとわかります。
なぜなら、当時の私はごう慢にも、
「解決できない問題は絶対にない!!」
と、当然のように信じていたから。。。
自分では、どうにもしようのない問題で、選択の余地がないにもかかわらず、
「自分で対処できる問題」と全く同じに捉えて、
「絶対、自分がなんとかする!」
「何とかできる!」
と猛烈に頑張っていたのです(>_<)
でもその感情とどうにも出来ない現実が、次第にジレンマを生み、勘違いとある種ごう慢なうぬぼれが、 顔面麻痺になるほどのストレスを生んだのだと思うのです。。。
人生に起こるすべてに意味がある。
それ以来、どうにも出来ない出来る事が限られる問題にぶつかった時には、まずは気を落ち着かせ冷静になってから、
事実をありのまま、客観的に受け止めるようにしています。
時には本で調べたり、専門家に聞いたりしながら、 少しでも出来うる事を準備して、
想定される今後に【対処できる選択肢】を用意したら、
あとは淡々と、今後の展開を受け止めていけばいい。
と思える余裕が持てるようになりました。
人生におこる事すべてに意味がある。
色々な事が起こるけど、その経験も含めて人生の感動があるのだと、決して綺麗ごとじゃなくしみじみ思うのは、年齢のせいでしょうか。。。
生きてきた年数より、「実際の経験」から身をもってそう思えているのでしょう(^^;)
メンタル筋力の鍛え方
運動したら、筋力がつくように、
人生の問題や危機的状況に対処するたびにメンタルは確実に強くなり、臨機応変に対処できる知恵と力もつく事を実感します。
そんな事を繰り返していくと、ある時点からは、大きな問題や危機的状況が起きても、一瞬、動揺したら、
「大丈夫、私はどんな問題にもちゃんと対処できるはず」
と思えるようになりました。
自分には手に負えなさそうな大きな問題にも対処してきた経験が、ある種の「成功体験」になっていて、 それが危機的状況での自分のメンタルを支える筋力になっている事を実感します。
◆人生におこる事すべてに意味がある。
◆どうにも出来ない問題は、冷静に受け入れる。
◆あとは、淡々と進捗を見極める。
◆そんな経験も、メンタル筋力をUPさせる力になる。
◆愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ。
私の例は、
「愚者は経験から学ぶ」パターン
で、自慢できるものではありませんがもっとスマートに、
「歴史から疑似体験を積み賢者になる」
事も可能です。
本や映画、人の話からも、大量の疑似体験ができます。
あくまで疑似なので、その濃度は、自分の実際の体験に比べて薄くなりますが、その代わり圧倒的な量を積み重ねる事でカバーできるはずです。
経験から学ぶ愚者タイプは、経験からメンタルが強くなる事で、臨機応変に対処できる知恵がつく。
歴史から学ぶ賢者タイプは、疑似体験によって知恵がつくことで、自信がつきメンタルが強くなるのかもしれませんね♪
どちらにしても、人生におこりうる問題や危機に適切に対処する、リスクマネージメント力は、
継続的に学び、向上させる価値のある大切なサバイバル能力ではないでしょうか。
危機的状況の時こそ、「メンタル筋力が試され、鍛えられるチャンス!」
そんな風に思える余裕を持ちたいものですね。