「客観的」というのは、どんな事も、誰の事も、

良し悪しを判断することなくありのままを受け入れる事。

 

「偶然はなく、すべてが意味ある必然」

と本当に理解できれば、心配したり期待したりせずに、

ただ淡々と受け止める事が、客観的ということではないでしょうか。

 

 そして、それは、

「相手を変えようとしない」

「批判しない」

他の人が、そのままでいる事を認めるあり方なのですね。

同調からは何も生まれない

 

 

相手の目線で物事を考えることは大切ですが、

 

それは、「同調とは違う」

というのが、難しいところでもありますね(-_-)

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「人の痛みや恐怖」に同調して、自分自身のエネルギーを

 消耗させる事は、単なる感情移入で「本当の思いやりとは違う」

 

と、サイキックカウンセラーのウィリアム・レーネンはその著書の中で言っています。

一緒に感情的に苦しむことは、

問題の解決にはならず、誰の役にもたたないと・・・。

「感情移入」する事で、

結果的に消耗してしまい、

本当に必要な時、相手を充分に助けられないからです。

 

また冷静でなければ、

「問題解決」の方法も客観的に判断できませんよね(T_T)

 

でも、

家族や大切な友達が大変な時に、全く感情移入することなく、

客観的であり続けるのは、とても難しい～(>_<)

 

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人はそれぞれに、

「そのときに必要な経験をしている」

と、心で納得するのは難しいけど、

 

いたずらに同調するのでなく、

私はいつも

「あなたのそばにいる」

「いつでも、手を差し伸べるよ」と、

静かに、

でも「強く」伝えていたいと思います。

  

それは、親子や夫婦関係など「近しい関係」ほど大切ではないでしょうか。

 

私には、息子が１人いますが、

”近い”親子関係だからこそ、

息子に対して、客観的である事を大切にしてきました。

息子が小さかった頃、

私が、学んだ「親業」でも

 

親が子供を手助けするとき、親自身がまるで自分の問題のように、

「問題を解決する責任を取ろうとする」

のは間違いであって、 子供に自分の問題をもたせておき、

自分自身で可決策を見つけさせる事が大切。

 

と、学びました。

親が安易に解答を与えてしまうと、子供の自立心は育たないし、親が「子供の問題」を肩代わりすれば、

その責任は、

親にとって重荷になるばかりでなく、不可能なことであるからです。

 

親自身が、

 

「自分は子供の問題の所有者ではない」

 

事実を受け入れることができれば、親は子供にとって、

「問題解決のアドバイザー」役として

「よりよい立場に立つことができる」のではないでしょうか。

 

また、子供に対する、

もっとも効果的な手助けは、「手助けしない」こと。

 

子供に、自分の問題に対しての

解決策を自分で探し、見出す責任を与える。

という考え方です。

 

「困難から立ち上がる時こそ、学ぶことがある！」

 

そういう時こそ、ただじっと見守っていてやる。

 

それが子供に対する、

ほんとうの意味での「協力」なのですね(*^^)v

それが、できる「親」になるには、私たち自身が自立して、いつも「客観的視点」を持つ事が必要です。

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本当の協力とは、依頼されない限り相手の手助けをしない事。

 

少しだけ距離をおいて、見ていてあげる事。

 

大切なのは、「私はここにいるよ」と、いつも子供に知っていてもらう事ではないでしょうか。

 

それだけで、子供は勇気を持てて自分で頑張ろうとするもの。

 

その力を十分もっている。

 

コーチとしても大切な、私の「客観的な姿勢」は、子供を育てる事で学び訓練できたと思います。

 

感情移入することなく受け止める。

 

そしてどんな人間関係に対しても客観性を持ち、「いつもそばにいて応援してる」と、伝え続ける姿勢を大切にできれば、お互いが互いの「客観性」と「個性」を認め自立した健全な関係が保てると思うのです。