春ですね。この2週間、私は母のいる大分別府に行っていました。
その間5日は、長崎に旅行しながら、「母との時間」を、ゆっくりのんびり満喫できました。
私の母は今年、80歳。
週6日のプールとジムでの運動を欠かさない人で、
「そんなに体を鍛えて、何するの?!」
というくらい、活発な女性です。^^;
そんな母も、父を亡くして1人になった 後、夫と過ごした那須高原の家を去り、故郷の大分に家を求めて、転居。
1人暮らしを始めた翌年、すい臓がんになったりもしましたが、今は以前と同じアクティブな生活をしています。
「関係」は、変化するもの。
そうは、いっても80歳。
母と過ごせる時間は限られていますよね。
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その中で、私は母とできるだけ
「色々な事を共有したい」、
「一緒にいたい」
と今、思っています。
なぜなら、母と私は決して
「仲の良い親子」では、 なかったから。
長女の私には、とにかく礼儀作法や、教育に厳しかった母。
それは私が大人なってからも続き、ゆえに、意見の違いや反発からケンカになる事も多かったのです。
いわば「厳しい先生と生徒」のような関係ゆえに、つい最近までは、
「お母さん~」
と甘えるような事は もちろん、母との間に本当の「心がつながる感覚」も持てずにきた事を、 私はとても残念に思っていました。
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近しい親子だからこそ、ニコニコだけしていられない。
子への責任を果たそうと、やっきになる母と、それに反発する子の私。
成長してもなかなか、その構図は変わらなかったけど、今やっと、母娘「お互いが歳をとった事」で、
義務や責任からでない、人間本来の 相手への「いたわり」や「愛情」を、“素のまま”出せる関係になれました。
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少し遅かったけど、だからこそ、
限りあるこれからの時間を、私は 大切にいつくしみたいと願っています。
特別な事をしなくても、母と一緒に散歩したり、ご飯を食べる。
そんな普通の時間を共に、笑いあって過ごせる事。
子供の頃とは大きく変化したこんな「母との時間」が、今の私にとっては、癒しでもあり、楽しみなのです。
「意識」は、行動を変える。
『時間には限りがある。』
でもだからこそ、
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それを気にとめておく事で、行動や意識も違ってくる。
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私は、母との事はもちろん、自分の「人生すべて」において、時間に限りがあるからこそ、
やりたい事、やり残している事は、“まき気味で!”やっていきたい。
そして、仕事だけでなく、その時々で自分が一番、
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「心と時間を注ぎたい事」に 人生の多くをかたむけたい。
★★★★★
と思っています。
日常の忙しさだけに、必死になり心を奪われてしまうのは、もったいない。
「(時間に)限りあるこの人生」
というスタンスに立って考えた時、
今の自分が、【やりたい事】や、やり残している事が見えてくるはず。
あなたの時間やパワーを、
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「心をそそぎたい事」により多く注ぐよう意識して生きられたら、
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【人生の質】は、確実にあがると思いませんか?
それは、=「人生を味わいつくす」という事ではないでしょうか。
100%は無理でも、いつもそんな意識を持って、ゆっくり深く人生を 味わうように生きていきたいですね。
あなたが今、一番に「心をかたむけたい」事は何ですか?
「限りあるこの人生」
というスタンスに立って考えた時、まだ気づいていない
あなたにとっての【本当に大切な事】 が、見えてくるかもしれません。