
私たちは、生きている中で色々な事を経験し、時には明確な「意思決定」と、行動が、必要な場合もありますよね。
たとえば、会社をやめて、起業する時、「結婚」や「離婚」など、
“人生を変える”ような、大きな【人生の分かれ道】が、誰にでも何度かは、あるものです。
けれど、問題が【自分の事】となると、外的な損得だけでなく「心理的」な、判断が難しい場合がある。
頭で考えて、「答え」がでても、そこに【気持ち】がはさまると、どんどん問題が複雑化して、【どうにも決められない】時って、ありませんか?
そんな時、パニクらず、独りよがりになる事なく、冷静に~。
「より適切な答え」を導きだすにはどうしたら良いのでしょうか。
今日は意思決定が必要な人生の転機に、客観的に【答えを導き出す方法】について、お話しします。
“気持ち”が、問題を複雑化する。
問題が「自分の事」であるほど、意思決定を困難にさせるのは、
「主観」に入り込みやすいから。
【私情】って、やつですね。
「意志決定すべき問題」が、プライベートな事であればあるほど、
【私情】が複雑に絡まり合い、客観的には、考えにくいものです。
たとえば、「離婚するか?しないか?」
■夫婦間の関係は、とうに壊れている。
■関係を続ける事が、ストレスになっている。
■現状の生活が「行動の足かせ」になっている。
だから、「離婚が唯一の道」と、客観的な答えは、出ているのに、いつまでも、それを実行できないのは、私情が挟まるから。
■1人は、寂しいのではないか?
■経済的にやっていけるか?
■一生ひとり、孤独になるのでは?
など、離婚した場合の「不安」が、次々にわいてきて、混乱する(T_T)
『事実と私情』が、ごちゃごちゃになって、答えを出せなくなる(>_<)
そんな時は、【今の自分】から、幽体離脱して、考えます。
幽体離脱する簡単な方法
大切なのは、混乱している自分を「クールダウン」させ、
凝り固まった「思考」から、解放する事。
そのために「今の自分」を意識的に「別の人」にすり替えて、考えます。
↓↓↓
1)椅子を、向かい合わせて、一方に自分が座る。
—————————
主観で凝り固まった自分の「思考」から、離れるために、まずは、今の自分から、意識的に【身体】を、離します。
2)椅子のもう一方に、自分と【性質】が近い人を想像して座らせる。
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たとえ、「問題が同じ」でも、その人の【性質や環境】によって、答えは大きく、違ってきます。
→内向的、外交的
→行動力がある、ない
→年齢や家族
→仕事の有無と収入など
リアルに感じるために、出来るだけ、
自分と「性質や環境」が近い、友人や知人など、実在の人物をイメージしましょう。
3)向かい合わせに座った、友人は、今のあなたと「同じ問題」を抱えて、あなたに相談します。
さて、あなたは、その人にどんなアドバイスをしますか?
人間は、「自分の問題」を考える時、どうしても、主観的になるものです。
人生に係わる大きな問題なら、なおさら、「不安や恐れ」が、意思決定を阻ませるものですよね。
でも、そんな状態の時は、
考えれば考えるほど『事実』と「私情」が、ごちゃ混ぜになって、深みにはまり込むもの(>_<)
だから、あえて【別の人の問題】として、考えてみましょう。
簡単な方法ですが、混乱している自分を「クールダウン」させ、凝り固まった「思考」を、リセットして【客観的答え】が、見えてくるはずです。
手術は「痛み」を伴うけれど…
どうにもならない問題は、
対処する事でしか解決しません。
身体だって、「盲腸」になれば手術しますよね。
でも、「手術が怖い~」からと、先送りしていれば、
【状態】は、どんどん悪くなり、
「手遅れになる」事もあるのです。
【手術は痛みを伴うもの。】
同じように、
“人生に係わるような”「意思決定」にも、【痛み】を伴います。
でも、盲腸の手術が、時間と共に傷は治り、健康に戻れるように、
人生の意思決定が、確実にその後の人生を変えていくのも事実。
【現状維持はない】
意思決定を先延ばしすれば、人生は停滞して、状態は悪くなるけど、そんな時に、冷静に!
【客観的な意思決定】ができれば、
勇気をもって「人生の岐路」を、上手に乗り越えていけるのではないでしょうか。
「勇気を持って進んだ道」は、いつの日か必ず、あなたの人生に応えてくれるはずです(*^^)v