以前クライアントさんから、とても「良い学び」を頂いたので、みなさんにもシェアしたいと思います。

Ａ子さんは、７人家族。
大家族の家計を管理しながら、ご主人の会社の経理もやっている方です。

話を聞いているうちに、ひとりで悩んでしまうのは

「お金の話が夫とできない」
「夫をわずらわせたくない」
「自分をよく見せたい」

本人も気づかない内に「リミッティング・ビリーフ」に捉われてしまっていると思いました。

リミッティング・ビリーフとは、物の見方・考え方・感じ方を制限する「思い込み」や「固定観念」のことを指す心理学用語のこと。

「日本プロセラピスト養成協会」HPより

さらに深く掘り下げていくと、悩みが「抑圧された気持ち」から生まれるだけでなく、

「（有能な）〇〇のようになりたい」
「私ももっとよくなりたい」

という気持ちの「強さ」からきていています。

そして、その気持ちをネガティブに意味づけするのではなく、

ポジティブに意味付けすることで大きな原動力に変えることができます。

「欲望」は「願望」の裏返し

ポジティブな意味付けをして原動力に変えるためには、ネガティブな気持ちにひるまず勇気をもって向き合うことが重要です。



「もっと自分をよく見せたい」
「すごいと思ってほしい」

という気持ちは誰にだってあります。

その気持ちは、なんだか「欲・エゴ・傲慢」のように感じるので、 目をそむけたくなるものです。

でも、勇気を出してその気持ちと向き合い・深堀りしていくと、

「ネガティブな欲望」は「ポジティブな願望」の裏返しなのだと気づきます。


そして、その気づきこそが、「ネガティブな感情」を「成長への原動力」にできるかどうかの分かれ目になるのです。

スルーし続けると繰り返される

「私は○○できない」
「もっと○○できると思われたい」

という欲と向き合うことなく目をそむけてしまうと、その欲は満たされることなく「認めたくない欲望」として心の奥底に残り続ける。

そして、満たされることのないその欲は、色んなきっかけで顔を出してはあなたを悩ませます。



「認めたくない感情」を、一旦ありのままに受け止めてみましょう。

そして、その感情の裏側にはどんな「願望」があるのか？

自分の気持ちを深堀してみると、

「○○できるようになりたい」
「○○な自分になりたい」
という前向きな「成長欲」である事に気づけます。


「認めて」「気づく」
これが、成長のチャンスを活かす最初の一歩。

それが出来てはじめて、

「ネガティブ」にみえる気持ちの【意味づけ】が大きく変わります。

自分と向き合い「欲」の裏側に気づく

「自分の嫌な部分」を認めずにスルーし続ければ、その気持ちは消化する事なく「ネガティブ」なまま 【繰り返される】。

同じような出来事があるたびに、同じ気持ちを感じる事になり、成長するチャンスを失います。



でも、少しの勇気をだして負の気持ちを消化すると、 前向きな自分の願望に気づける。

そうすることで、ネガティブにみえる「欲望」は、 自分を成長させる「原動力」に変えることもできる♪

あなたも自分の「欲やエゴ」に出会ったら、 ひるまずにその裏にある【願望】を見つけてみましょう。

それは、大きな気づきとなり、成長のきっかけとなるはずです(^^)/

自分と向き合う方法

「勇気を持って自分と向き合う」と言っても、簡単にできない場合もあります。

自分では向き合っているつもりでも、足りないこともあります。

そんな時にやり方を知っていると、ひとつひとつ自問自答していくだけで

自分と向き合えるようになっていき、その裏側にある「ポジティブな感情」も次第にわかるようになってきます。



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