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女性起業専門コンサルコーチの高瀬まゆみです。
今回は、副業×本業の両立法について、
私が過去に辿ってきた道をお話ししながら、シュミレーションして頂きたいと思います。
起業準備中の副業×本業・・・経験とシュミレーション
何を起業と言って、何を副業と言うかというところにもよると思いますが、
例えば、私の場合は起業の準備を始めたのが会社員の時でした。
会社員をしながら、お金を得るということよりも、経験とシュミレーションということを
目的に副業をしていました。
お金は、本業で得ることが出来ていたので、経験とシュミレーションを積むために、
とにかく行動をしました。
具体的には、起業ネタがなんとなく決まったら、実際に簡単にテストするんです。
私の場合は、起業ネタがいくつかありました。
ですので、その内の1つの”雑貨屋をやりたい”ということをテストしたんです。
どの様にやったかと言いますと、
まず名刺を作って、プロしか入れない所に行き仕入れをして、そして実際に営業をし売ってみて、収支計画を全部つけてみるという一連の流れを行い経験しました。
その結果何がわかったかというと、利益を出すことはできたのですが、
実際、雑貨屋さんを趣味ではなくビジネスとしてやっていくには、
路面店を開くということよりも、結婚式場などに営業をかけて参入するしかないなと思ったんです。
ビジネスとして成り立たせるには、やりたかった対お客様ではなく対企業・対会社と、
自分がしたいことではなくなってしまうと感じたんですね。
もう一つは、実際にシュミレーションを最初から最後まで実地にしてみて、
身をもって経験した結果、気が済んでしまったんです。
やりたいことと思って、自分で計画を立て、準備し、オープンするという一連の流れを実際にやることで、私が想像していたことと違うでは始まらないんです。
なので、軽くシュミレーションすることで、自分が本気でそれをやりたいと思っているのかということもよくわかります。
そしてそれがすごくメリットになります。
今、私がお話ししたのは、実地にシュミレーションし行うというパターンになります。
それ以外にも、副業が禁止の会社で働いている方は、ビジネスネームを作ってSNSやブログなどを使ってシュミレーションするやり方も出来ます。
副業初期の副業×本業・・・時間管理と優先順位
副業初期の段階では、私も含めほとんどの方が、すぐに売上が上がるというわけではないんです。
もちろんすぐに売上が上がる方もいらっしゃいはします。
ですが、私の場合は違ったんですね。
やはり副業を行うに当たり、少しは生活費や事業を増やしていく収入が欲しいと思います。
なのでそういった時には、時間管理と優先順位にフォーカスするとやりやすいです。
お金を得るための仕事はどっちなのか?自分が本当に一番注力したいところはどこなのか?という区別をはっきりすると良いです。
私の場合は、会社員を辞めた後のことですので、自分のビジネスが本業ですね。
ただ最初は売上が上がらず収入がないので、そのための副業もしばらくはやっていました。
どういうことかと言いますと、起業準備中にヘルパーの学校に行き、資格を取りました。
これには2つの考えがありました。
まず1つは、訪問ヘルパーさんだったら短時間で自分の好きな時間だけ働けるメリットがあるなと思ったんです。
そうなると自分のビジネスを進めるには、このような副業がいいなと思いました。
2つ目は、後期高齢者社会でヘルパーというビジネスが廃れることはないというのがありました。
あとヘルパーさんの場合は、60歳や70歳になっても働いている方がいらっしゃること知っていたので、
安心安全の保険の為にも、ヘルパーの資格を取っていればビジネスが上手くいかなくても、最低食いっぱぐれることはないかなと思い選びました。
なのでここでは、副業×本業の選び方は起業準備中の目的とは明らかに違うんです。
起業初期は、どう如何に自分の大切な方に時間を出来るだけ割くか。
それに邪魔にならないようなサイドビジネスを選ぶ必要があるということです。
こういう風に考える際は、どちらが優先順位が高いのかは、自分の中では一応決めておくことで、判断を間違えることはないと思います。
これは、会社員をしながら副業をするときでも同じだと思うんです。
もちろん給料を頂いていますので、会社員の仕事は責任を持ってやらないといけないですよね。
ただ副業を作っていって、これが趣味の副業ではなく、よくよく本業になればいいなとか、
年齢を重ねても出来るような副業・ビジネスに育てて行きたいと思うような場合は、どっちが自分によって大切なのかということを少し考えておくといいです。
あとは、実質的に現実的に時間に融通がきくもの、もしくは、本業も出来るだけ意識を働かせ、出来るだけ残業をせずに短時間で効率的に仕事をこなすなど、意識を育てるのもとても有効です。
起業してからの副業×本業・・・長期的視点
こちらは私の場合だけではなく、私より結果の出ているコンサルタントや同業の方でもいっぱいいらっしゃいます。
まず自分の働く時間を少なくし自動化を図るということです。
次のステップは、自分のビジネスが自動化を図って、それだけで回り収入を得られるようになったら今度はお金に働いてもらうみたいな感じです。
要するに投資などに進む方が最終的には多いです。
投資は、私も実際にやっています。
私の場合、本業は自分のコンサルティングビジネスで、もう一つの収入を得る手立てと、趣味でもあるのですが、副業は株式投資ですね。
これも長期的な視点を持って考えるといいと思うんです。
例えば、今やっている自分のビジネスも、70代や80代になっても現役でやっていけるとは思うのですが、生産性が落ちるでしょうし、働く時間も短くなると思います。
じゃあそうなった時にもう一つの自分の楽しみ方、もしくはもう一つの収入を得るの道があるといいかと思います。
そのためには長期的視点です。
人はずっと今のまま、今のパフォーマンスのままでいられることは出来ないんです。
どうしてもライフスタイルは変化しますし、歳も取ってやりたい事も増え、出来るだけ働く時間を減らしたいなど思うことがあると思います。
そういう時に対応ができるよう長期的な視点を持って、副業×本業を2つ持っているとすごくいいと思います。
もちろん副業が上手くいかない時や、市場にも変化があり景気がどうなるか分らない時もあると思います。
そういったときに収入源が2つあると安心安全があります。
あともう一つは言葉が軽くなりますが、気分転換ですね。
例えば、会社員が仕事を一生懸命にやっていると、時に飽きたり慣れたりすることもあります。
これがつまらない仕事だと尚更ですよね。
この時に副業を持っていることで、気分がとてもリフレッシュすることが出来ますし、
違う道を開くことも出来ます。
そこから収入を得る事が出来たら、安心安全だけではなく、とてもハッピーになりませんか?ということです。
起業の階段を踏んでからの副業と本業の捉え方
起業をしてからの副業×本業という視点では、長期的に10年20年ベースで見て、
そういうスタンスに立って考えてみてください。
例えば会社員の方は、これから定年まであと何年かかるか?
じゃあその後何をしたいか?
退職金で遊んでいくのも全然いいですし、副業という別の生き甲斐を見つけて収入を得たり、自由な時間を得ながら人生を楽しみ収入を得るのもいいかもしれないですね。
なので、長期的な視点に立って副業×本業を考えていくことをおススメします。
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