「わたしは、○○の仕事をしています」と、あなたは人に胸を張って言えていますか?
「ちょっと派遣を…」
「学校関係で、あ、でも、先生じゃなくて…」
と、気まずそうに困った顔をなさる方に何度も会ったことがあります。
答えに一瞬、困るのは、
「今の仕事に満足していない」
「自信がないので、躊躇する」
のかもしれません。
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「なぜ、私は○○です!」と言い切れないのでしょうか?
自分の居場所。
「ずっと人の助けになりたかったんです。だから看護師になりました。」
だけど、途中でやめてしまったんです。
「毎日の激務で、身も心も消耗して…。」
とA子さんは言います。
「人の助けになりたかった」けど、自分が誰かの助けになってる「実感」がもてず、毎日の忙しさで、それを考える余裕すらなかったと言います。
「毎朝、ベッドから出られなくなって、自分には価値がない」
そればっかり思うようになっていました。
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それでも、「何かしなきゃ!」という危機感を感じて、近所の喫茶店でバイトすることにしました。
慣れない仕事。
「フロアの仕事は大変でした。」
でも「ありがとう」って言ってもらえるんです。
「おいしかったよ、ごちそうさま」って。
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「あっ、私は人に喜んでもらっている。人のためになってる」って思えたんです。
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どんな仕事に就いていても、人は「役に立っている」
自分には価値があると感じる事はできます。
反対に看護師時代のA子さんのように「人の役に立つ仕事」といわれているようなものでも、本人には実感がもてない事も。
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日々の仕事を通して、「やりがい」や「社会や人に貢献する実感」「充実感」「喜び」を感じることができるかどうか。
それを感じることができれば、どんな仕事だって それは、あなたにとっての「大切な役目」自分の【アイデンティティ】となりますよね。
「やりがい」のある仕事に【リスト】は存在しません。
それは、あなたが決めるものだから。
A子さんは、喫茶店の仕事で実感した「やりがい」から、改めて「看護師」という 仕事を見つめなおせたといいます。
その後、老人ホームの看護師として再スタートをきったA子さん。
同じ看護師でも、以前の激務とは違い、ひとりひとりにふれあいながら、心のこもったケアをできるようになったといいます。
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「私は○○の仕事をしています!」と胸を張って言えるか?は、
職種ではなく、あなた自身の 「満足」や「やりがい」かもしれません。
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自分は「働く事」から、何を感じたいか?
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自分の「価値観」を知ったうえで、自分らしく働ける場所を見つけてみませんか?
「働く事」で得られる充実感や【自分の価値】は、あなた自身の「存在価値」となり、
自分の大切な【軸】になるはずです。